ジョージワシントン大学の科学者ら、変換効率44.5%のセルを設計

ジョージワシントン大学の科学者らが、新たなセルのプロトタイプを設計・作成した。
これは、複数の積み重ねられたセルによって構成されており、太陽スペクトルの
ほぼ全てのエネルギーを取り入れることができ、直射日光を44.5%の効率で電気に変換する。

この新たなは設計では、レンズによって太陽光を小さなマイクロスケールのセル上に集中する、
集光型太陽光発電パネルが使用されている。1平方ミリ以下の小さなセルを使用することにより、
より洗練された材料を使用することがコスト的にも可能となる。
積み重ねられたセルはろ過器のように働き、それぞれの層が特定の波長のエネルギーを吸収する。
光が全ての層を通過するまでには、44.5%のエネルギーが電気へと変換される。(現在の一般的な変換効率は25%程度)
このアプローチは二つの新しい側面を持っている。
一つは、一般的には赤外線レーザー、光検出器などに用いられている
アンチモン化ガリウム(GaSb)基板をベースとした一群の物質を用いていることである。このGaSbをベースとした新たなセルは、
より短い波長の光を吸収する従来の高効率セルとともにスタック構造へ組み込まれる。さらに、積み重ねの手順には、
転写として知られている技術が使用されており、これにより高精度な三次元のアセンブリが可能となる。