過積載は本当に得をするのか?

4月に入り、今年度の太陽光発電における全量売電(10kw以上)の設備認定売電価格が

1kw/21円となった今、「過積載」という言葉が当たり前に浸透し、

これまで以上にその必要性を感じている人が増えています。

それに合わせ、パワコンメーカー各社も過積載対応モデルを続々と販売開始をしています。

一方、過積載におけるピークカット率、20年使用時のパワコンへかかる負荷を懸念する人も未だ少なくありません。

上記懸念事項を考慮しても過積載は本当にメリットがあるのか?

実際に弊社発電シミュレーションを行ってみました。

結果は歴然たるもので、20年間の売電価格差はなんと、

約¥1470万にも上りました。(ラプラスシステム社・Solar Pro使用)。

【SMA4.5kwパワコン×11台・JINKOモジュール多結晶270w使用時比較】

・440枚 (容量118.8kw / 過積載率240%)

・240枚 (容量64.8kw / 過積載率130.91%)

 

過積載率200%時のピークカット率平均は全発電量の約-12%。

それでも裾野部分における発電量を増やした方が結果としては大幅な発電量増加が見込めます。つまり、理論上は過積載率が高いほど、発電量は増えることになります。

 

しかしながら、注意が必要なのはパワコンの製品保証について。

パワコンへの負荷が通常時よりも大きくなり、寿命を早める原因になることについて、

少ながらずメーカー側は示唆している。メーカーによっては、推奨の過積載率を超えて設置をした場合、保証対象外となるケースもあるため、保証の免責については事前に確認が必要となります。

 

そんな中、先日、SMA社から業界トップクラスの過積載率200%を誇る、低圧単相用5.4kwパワコン(SB 5400TL-JP-22 / MP)が発売されました。

その根拠として、SMA JAPAN社はセミナーで、過積載率200%でも電気的に問題がない(ピークカット機能付きの為)と伝えています。

しかも製品寿命は変わらずの20年。オプションで最大20年までメーカー保証がつきます。

昔から”過積載に強いSMA”のイメージは、今後更なる需要を生む可能性を秘めています。