【アメリカ】2016年 再生可能エネルギー発電は9%成長の見込み

アメリカのエネルギー情報局(EIA)によると、再生可能エネルギーの産業用プロジェクトによる発電は2016年に9%成長する見込みです。その成長の大半は、風力発電と太陽光発電プロジェクトの新規導入と2015年が比較的乾燥していたことによる水力発電の増加によるものである。2016年は産業用再生可能エネルギー資源による電力は、風力発電と太陽光発電がそれぞれ5.2%と0.8%、アメリカの全発電量の14%の割合を占める見込みである。

再生可能エネルギーの容量と発電の増加は、連邦政府、州、地域の政策に影響を受けている。2015年末に可決された連結歳出予算法の一部としての政府の税額控除延長は、2016年の再生可能エネルギー容量の追加にほとんど影響を及ぼさない見込みである。なぜならば2016年に使用可能となる産業用プロジェクトの多くは、複数の風力発電と太陽光発電プロジェクトを含め、すでに開発途中だからである。

EIAの電力量の月間データによると、風力発電と太陽光発電プロジェクトは2016年に予定されている全容量追加のうちの3分の2を占める。2016年の他の再生可能燃料からの発電の変化は横ばい(バイオマスの場合)もしくは比較的緩やか(地熱発電については4%増加)である。水力発電プロジェクトによる発電は、エルニーニョ期間に降水量が多くなり、水位がここ数年の比較的乾燥した年から回復することへの期待に基づいて2016年は5%の増加見込みである。