【ドイツ】 第4回買取価格の入札制度(FIP)を発表

ドイツ連邦ネットワーク庁は、2016年度第1回目となる125MWの太陽光発電システムの買取り価格に対する入札制度、FIP(Feed in Premium)を発表しました。

入札の上限買取り価格は0.1109ユーロ(0.1233ドル)/KWhに設定されており、2016年4月1日までに入札を提示する必要があります。2016年中に計3回の入札が行われる予定で、トータル400MW容量の太陽光発電システムを計上する予定です。2015年には既に3回のFIPが行われ、当初予定の500MWに反して521MWの容量を計上しました。

ドイツは2015年末までに累計で39.7GWの太陽光発電システムを導入しましたが2015年に導入されたのはわずか1.46GWでした。

FIP(Feed in Premium)は買い取る側の負担だけではなく、国民の電気料金負担額も軽減すると考えられ、ドイツをはじめとする太陽光先進国のヨーロッパでは導入、検討が行われています。

また価格競争が起きることによって、消費者にとって電気料金の値下げの可能性も期待されています。

しかし、事業者にとっては落札に至らず断念せざる得ない企業が増幅し、大企業や力のある企業だけが生き残るというリスクを伴うため、入札経験の乏しい事業者への支援を検討するなど、いくつかの課題も浮彫りとなっています。

2016年4月より電力の自由化がなされ、FIT(固定買取制度)が下がり続ける一方で、国民の賦課金による負担額が増え続けている日本においても、今後検討されるべきシステムだと思われます。